葛飾北斎筆 富嶽三十六景 神奈川沖浪裏

葛飾北斎(1760-1849)筆 富嶽三十六景 神奈川沖浪裏

北斎のこの傑作は水波の「つったち」と「砕波」という非線形現象を見事に描いており、
非線形力学のシンボルとして使用しています。

歌川広重 (1797-1858 )筆 阿波鳴門之風景(三部作)

広重の名作の一つであるこの画は,渦潮による流体の激しい渦(回転)運動を描写しています.
「渦」は「波」とともに流体運動の本質と言っても過言ではありません.

われわれの研究室では,流体や流体・構造系における非線形波動や非線形振動現象の解明を行うとともに,将来の環境・エネルギー問題やマイクロプロセッシングに関連した問題解決のためにも研究を行っています.現在行っている研究テーマは以下のように大きく分けることができます.

1.非線形音響問題に関連して,ショック(衝撃波)から解放された大振幅の圧力波を発生させる方法,音響ソリトン(孤立波)の発生と非線形熱音響現象を利用した熱機関の原理の構築の研究

2.自由表面や界面を有する流体に生じる波動現象に関連して,表面張力の作用による液膜や液柱の不安定化や崩壊メカニズムの解明,表面張力の温度や濃度の依存によるマランゴーニ効果の解明,微小重力下での液膜,液柱の制御の研究

3.流体と構造系の非線形相互作用に関連して,管の中に置かれた弾性はりを伝播する非線形波の局在化と脱局在化,非線形振動における不安定化とカオス化の研究

などです.詳しくは研究紹介を御覧下さい.また、研究室へのアクセスはContactをご覧下さい

物理・応用物理学科 システム理工学部 関西大学